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田所
「おっ、おお!?」
なおみ
「こんばんは」
早川
「なおみちゃんじゃないか。久しぶりだね」
なおみ
「この間はお世話になりました。それに挨拶もせずに帰ってしまって…」
早川
「いいよ、そんなこと。今日は友達も一緒なのかい?」
なおみ
「はい。是非お礼が言いたくて…」
孝行
「布団とか貸していただいたそうで、ありがとうございました」
その時、陣内がパトロールから帰ってきた。
明
「ただ今帰りました。わっ、なんだ?この人たちは…」
なおみ
「あっ、陣内さん」
明
「なおみちゃん!」
なおみ
「夏休みにはお世話になりました。お礼もいわずに帰ってしまってごめんなさい。それに、今日は私たちが来たおかげで部屋まで貸してくれて…」
陣内
「あ、ああ、いいよ、別に」
明は、自分が憧れているなおみを目の前に照れていた。
早川
「もう毎日竹本がうるさくてね。なおみちゃんが来るって、ソワソワしっぱなし」
純二
「早川さん、そんなこと言わなくても…」
早川
「竹本はすぐ顔に出るからな。なんでもわかるんだよ」
純二
「…へへへ」
孝行
「純二さん、腹減った。早く飯食いに行こうよ」
純二
「よし、じゃぁ、ついでに風呂は温泉に行こう」
純二となおみたちは、国道沿いを北へ向かい、天然温泉とボーリング場など娯楽施設と、ファミリーレストランが同じ敷地内にある、アミューズメントパークへ行った。
純二
「まず、腹ごしらえだな。食後、しばらく遊んで、温泉に浸かる。これでいい?」
みんな
「いいでーす」
食後、ボーリング場へ行き、自分のやりたいものを言い合った。
こずえ
「私ボーリング」
なおみ
「私も」
孝行
「俺たちはゲームだ」
智子
「私も」
純二
「じゃ、俺はボーリングにしよう」
純二、なおみ、こずえは、ボーリングをしようとしていた。すると、智子がこずえを呼び、気を利かすように言った。
こずえ
「あっ、そうか。気がつかなかった」
純二
「こずえちゃん、行くよ 」
こずえ
「あっ、竹本さん。私、やっぱりゲームの方へ行くね。智子が女の子1人だから」
純二
「そうか。わかったよ。ありがとう」
こずえ
「えっ?」
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