彼女の名は…

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モモ「ん――――と…わかんない!」 人差し指を頬に当て首を傾げたももがニコリと笑う タクマ「なら言うな(呆)お前の言う神様ってトコに帰れ」 髪をガシガシと荒っぽくかきながら、足元にいるももに言った モモ「どおして?たくま…めいわく?」 タクマ「あのな……明日になれば、俺は変態ロリコン扱いなんだぞ!第1に、神様なんかいねぇ!ほら帰れ」 はぁ…と大きく溜め息をついて、部屋の出入口へとももの背中を押した モモ「いやっ!こどもがダメならおとなになるっ!ねぇっ!もも、たくまのそばにいたい!」 タクマ「もも!」 モモ「おねがい!いいこにするから……たくまぁ(泣)」 すんっと鼻をすすり、すがりつくももを片目にみながら時計を見た ・
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