決断の時

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龍我「そういえば、華琳は軍を連れて来ていたが、どこか官職に就いているのか?」 華琳「ええ、そうよ。少し離れた所にある陳留という町の太守に赴任しているわ」 恵里「陳留と言えば…治安がとても良いという噂を聞いていましたが…。まさか華琳さまが太守とは……」 華琳「噂ほどでもないわ。それじゃあね、龍我」 春蘭「早く陳留に来るのだぞ!」 そう言って華琳と春蘭は家を出て行った。 龍我「ふぅ…、一日だけでいろいろなことがあったな」 死別、戦闘、喧嘩、驚愕、勧誘…、精神的にも肉体的にも疲労困憊だ。 恵里「悲しいことがありました…。でも…お兄ちゃんに真名を貰って…、今は凄く嬉しいです…」 龍我「恵里、おじいさんのためにお墓を作ろう。真名を貰った報告も兼ねて」 恵里「…はい」
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