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龍我「恵里、準備は出来たか?」
恵里「はい…、大丈夫…です」
今俺達は華琳が統治する町、陳留へと向かうための旅仕度を終えたところである。
後はおじいさんのお墓に行って、おじいさんに旅立ちの報告をするだけとなった。
龍我「よし、行こうか恵里」
そして俺達はこの前来た風通しのいい丘に辿り着く。そこには『周斉盲 此所に眠る』という字を削ってある杭があり、おじいさんはそこに葬ってあるのだ。
恵里「お兄ちゃん、お花添えますね…」
龍我「ああ…」
恵里はそう言うと、行く途中で咲いていた花を杭の前に置いた。
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