落ちた
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落ち続けて、どれだけ時間が経っただろう。真っ暗だった空間に、どんどん光が差し込み、少しずつ明るくなっている事に気付く。 もう、どこにも恐怖感はなかった。あまりに展開が遅いから、開き直っちゃったんだ。 鼓動が高鳴る。この先には、一体何があるんだろう。 「助けて」 声が近い。やっぱり、この先には何かあるんだ。 やがて、光に包まれ、何も見えなくなった。
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