第1話

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ウルトラマンと分離し、記憶を失ったハヤタは今、精神科医の病院にいた。 岩本博士のすすめで少しだけ入院することにしたのだ。 遡ること一週間前、ゼットンを撃退し、ウルトラマンと別れを告げた後。 科学特捜隊基地内。 ハヤタ以外の隊員達が基地に戻る。 アキコ 「また会えるかしらね、ウルトラマン。」 イデ 「さ~。でもまたいつかきっと、ウルトラマンに会えるかもしれないなぁ。」 和んでいる隊員達の後にハヤタが慌てて入ってくる。ハヤタの慌てぶりに驚く隊員達。 ハヤタ 「はぁ…はぁ…。今は…今は何月何日だいっ?!」 アキコ 「ハヤタ隊員っ!ど、どうしたの?」 ハヤタは質問に答える前にカレンダーを発見。 月と日にちを確認する。 ハヤタ 「…っ!違う…どういうことだ…!さっき俺が宇宙をパトロールし、赤い玉とぶつかった…どうなってる…どうなってるんだ!!」 ムラマツ 「ハヤタ、どうしたんだ!」 月と日が明らかに違う…そしてその間の記憶が一切無い…。 頭を抱え、混乱し始めるハヤタ。 ハヤタ 「わからない!わからないわからないわからないわからない!俺は一体…一体どうなってしまったんだああぁ!!」 叫び出すハヤタに隊員達が駆け寄る。 アラシ 「お…おいハヤタ!」 ハヤタ 「うわああああぁ!!!思い出せない、思い出せないんだあああぁ!!」 イデ 「落ち着け、ハヤタ!!」 訳の解らないハヤタに隊員達は戸惑う。 アキコ 「ハヤタ隊員!どうしたのよ!」 ハヤタ 「助けてくれ、俺はどうなってしまったんだああぁ!!」 アラシ 「ハヤタっ!!くっそぉ仕方ねぇ、このっ!」 アラシはハヤタに溝うちをくらわせ、ハヤタはそのまま気絶してしまう。 ムラマツ 「ハヤタ…。一体なにがあったんだ…。」
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