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病室にて。
ハヤタが目を覚まして約数時間後、ハヤタが突如記憶を失ったということで岩本博士がやってきた
岩本
「ハヤタ隊員が突如記憶を?」
ムラマツ
「はい、突然カレンダーを確認した後、急に発狂しだしたんです。おそらく、あのウルトラマンを倒した怪獣に襲われたせいで記憶を失ったのか、それとも…。」
岩本
「とにかく、じっくり調べてみる必要があるな。」
ベットから起き上がるハヤタに隊員はいろいろ問いかけていた。
ハヤタ
「赤い玉とぶつかり…それから…それから…」
アラシ
「おいおいハヤタぁ、ホントに何も覚えてないのかぁ?」
ハヤタ
「ああ、ホントに何も…。宇宙をパトロールして…赤い玉と青い玉を発見し…それから…赤い玉とぶつかり…それから…それから…」
思い出せないことにハヤタは苛立ちを見せ始める。
ハヤタ
「くそっ…何故思い出せないんだ!」
アキコ
「慌てないでハヤタ隊員。落ち着けば、すぐに思い出せるわよ。」
ハヤタ
「ありがとう、フジ君。でも、一刻も早く思い出したいんだ…。このままわからないままじゃ…。」
イデ
「とりあえず、記憶を思い出せる薬さえ作れればぁ。」
アキコ
「そんなの薬で治せるものなのかしら?」
イデ
「まあ、物も試しっていいますからね~。さっきのハヤタを見ちゃったらねえ…。」
ハヤタ
「すまない、イデ…。俺のせいで…。」
ハヤタと隊員達のやりとりを見ながら考えるムラマツと岩本。
岩本
「しばらく一週間くらい普通に生活させてみよう。もしそれでダメなら…。」
ムラマツ
「ダメなら?」
岩本
「少し、精神科医に入院させるしか方法はないかもしれない…。」
ムラマツ
「入院…。(ハヤタ…。俺が必ず、おまえの記憶を取り戻させてみせる。)」
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