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「そ、それじゃ、俺は行くわ。また後でな」
「う、うん。ねえ狩野君。1つ教えてくれない？」
菜月が優哉に聞いた。
「ん？何だよ、聞きたいことって」
「何で、狩野君は自分の命を賭けてまで私のことを守ってくれたの？」
「簡単なことさ。目の前に助けを求めている人がいるなら俺は全力をかけてその人を守る。それが俺の探偵としての性なんだよ」
優哉はそう言うと松村警部と共にロッジから出ていった。
「ところで何で俺を呼んだんですか松村さん？」
優哉が松村さんにそう聞いた。
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