~02☆.

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  タラララララ…♪ 珍しく、家電が鳴る。 雄輔「あ、もしもし? …双葉ですか? 今、寝てますけど? 俺っすか? 俺は雄輔です。 …あー、弟ですよ? …で、どちらさんですか?」 電話は、ブチッと切れてしまった。 雄輔「俺、名前言っちった。 まぁ、双葉関係者だろーけど。」 ソファで、口を開いて眠る双葉を見て雄輔は笑った。 雄輔「…ばーか、」 消毒をし終わった後、双葉は疲れきって寝てしまったのだ。 双葉「…やめて!いた…いたいー…」 雄輔は、くるりと振り返ったが寝言と気付いて溜め息をついた。 なんとも気になる。 あの寂しそうな笑顔が… 勘違いなら…嬉しいけど。  
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