~02☆.

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  授業も、着々と進み3限目の休み時間だった。 珠稀「ちょっとー、私の教科書知らない?」 「知らねーよ?」 「知らないよー?一緒に、探してあげる。」 などと言いながら、私に近付いてきた。 珠稀「双葉が、知ってる訳ないよね?」 双葉「もちろん、知らないよ。」 一応、机をガサガサと漁ってみると… 双葉「…何で? ………あった…」 そこには “水村 珠稀”と書かれた教科書が入っていた。 珠稀「…ちょっと!!何で、あんたが持ってんのよ!!」 双葉「わかんないよ!!私も、よく分かんない…」 珠稀「もしかして…」 私は、覚悟した。  
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