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珠稀「あんた、私の教科書隠したんじゃない?」
双葉「な、何で?
私が何で、そんな事しなきゃいけないのよ!!」
珠稀「私の事が、憎いんじゃないの?」
双葉「違う!!違うんだってば!!」
教室内は、シーンと静まり返った。
「違うよね?双葉?」
“安野 実嘉<ヤスノ ミカ>”
が、心配そうに近付いてくる。
双葉「絶対、違う!
でも、この教科書は珠稀のだから…返すよ。」
双葉は、珠稀の手に教科書を握らせた。
珠稀「双葉、ちょっと見損なったよ。」
珠稀と取り巻きは、ゾロゾロと教室を出て行った。
双葉「…何で…」
実嘉「仕組まれてるかもよ?」
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