~02☆.

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  双葉「…え?」 実嘉「去年、1年の時も私の友達仕組まれてさ。 ほら、隣のクラスの渡辺っているじゃん? アイツと仲良くしたからってさ。 …幼なじみなのにさ。 気にしない方が良いよ?」 双葉「うん、大丈夫。」 絶対、仕組まれたんだ。 クラスの皆を、私から離す為に? 多分、そうだと… 放課後は、ちゃんと部活に出た。 それから… 落ち着きたくて、図書室に向かった。 もしかしたら… もしかしたら… もう一度、逢えるんじゃないかな?って。 ガラガラ… 私は、この本の匂いと床の軋み具合が好きで… 1年の時から、お気に入りの場所だった。  
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