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双葉「…え?」
実嘉「去年、1年の時も私の友達仕組まれてさ。
ほら、隣のクラスの渡辺っているじゃん?
アイツと仲良くしたからってさ。
…幼なじみなのにさ。
気にしない方が良いよ?」
双葉「うん、大丈夫。」
絶対、仕組まれたんだ。
クラスの皆を、私から離す為に?
多分、そうだと…
放課後は、ちゃんと部活に出た。
それから…
落ち着きたくて、図書室に向かった。
もしかしたら…
もしかしたら…
もう一度、逢えるんじゃないかな?って。
ガラガラ…
私は、この本の匂いと床の軋み具合が好きで…
1年の時から、お気に入りの場所だった。
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