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双葉「ただいまぁ。」
母「あら、おかえりー。」
部屋に戻って、鞄をベッドに投げる。
双葉「あおき しゅうかぁ。」
机の椅子に座って、ボーッと言ってみた。
双葉「あおきしゅう…あおきしゅう」
双葉は、ボソボソと呪文のように秋の名前を繰り返した。
母「双葉~?
ご飯、できたわよ~?」
双葉はその後、秋の事を考えてずーっとニヤニヤしていた。
もちろん、雄輔にバカにされながら…
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