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双葉「おはよー」
前を歩く花菜の肩を叩く。
花菜「あ、おはよ。」
遅刻ギリギリだったのか、花菜はスッピンのままだ。
その後ろからぬっ、と出てきたのは、バッチリメイクでキツい香水を振りまいてる珠稀達だった。
花菜「何だか、懲りないね~」
双葉「…何が?」
花菜「あんた、知らないっけ?
珠稀って、前はスッピンに近いくらいだったのに好きな人の彼女がメイク濃くて、香水キツくてさあ。
それに、対抗したらあんなんなっちゃったって訳よ。」
双葉「へぇ…」
珠稀にも、そんな過去があったなんて、ちょっとビックリだ。
結構、可愛いとこあんじゃん。
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