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朝俺のやすらかなる睡眠を突如妨げる奴がドアを開け入って来た。
「お兄ちゃん朝だよー!」
と言い俺の腹にダーイブ!痛みに耐え切れず飛び起きる。
「グハ!!」
今飛んで来たのは俺の義理妹奏(カナデ)である。
奏は別に再婚相手の娘ではない。つか再婚して無いし…。
俺が生まれて1年後に家の前に捨てられていた。
「お兄ちゃんどうしたの険しい顔して?」
「いや、何でもない。」
普通は警察に行くんだろうが母は手続きをし養子として奏を家に迎え入れた。
その後、父親といざこざがあり離婚した。
「ほらシンちゃん!遅刻するわよ!」
今のは母の凪(ナギ)だ!三十代後半だと言うのに見た目は20代前半という化物である。
「シンちゃん!次変な事言ったら……殺すわよ☆」
星!!何故星?てか母は下に居るのに考えが読み取られた。
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