大きな壁
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また暫く沈黙が続いた… 今度はお互い口が重い そんな中明菜が泣きそうに なりながら声をかけた 「なんで…」 「え?」 「なんで…今日来てくれないの?」 「ごめん…」 「ごめんじゃなくてちゃんと…」 言いかけた瞬間電話の向こうから女の人の声が聞こえた… 「え…」 「本当ごめん…」 … 「明斗…もういいっさよなら」 「さよならって…おいっ」 明菜はなにも言わず 電話を切った…
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