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「マリカ、今から俺の言う通りに動いてくれ」
「何で、私なんですか?新入りの私なんかより皆さんで開けた方がいいんじゃ」
「この扉はなマリカ、初めて来た奴で、さらにこの扉に認められた奴しかあけられないんだ」
「そういう事なら、解りました。まずどうすればいいんですか?」
「まず、この大和と撫子をその扉に差し込む」
マリカはジークから大和と撫子を受け取ると扉の溝に差し込んだ
「よしそしたら、その溝と溝の間に手をついて、ルールなんてぶっ壊せ、て叫ぶんだ」
「ルールなんてぶっ壊せ?ですか、解りましたやってみます」
「本当にあれで、開くのかよ、俺の時開かなかったっすよ」
さっきまで黙っていたプルフが喋りだした
「アハハハ、あんたの時が異常だったのさ、扉に認められないでシーンだもんね」
ワインがグラスの上でプルフをおちょくっている。まぁいつもの事なのだが
「コラ、ワイン例え事実でも言っていいことと悪いことがあるぞ。」
これも、いつもの事プルフがワインにおちょくられグラスがワインを諌める。
「グラス、別にいいでしょホントの事なんだから」
「オーイ、お前ら静にしろ~」
流石に痺れを切らしたジークが注意した。
「まぁマリカ気楽に行けや」
「はい、
ルール何かぶっ壊せ
」
マリカが叫んだ
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