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マリカがさけぶと扉が音をたてて開きはじめた。
「やったぁ、開きましたよジーク様」
「やったな。だがまだスタートラインに着いただけだぞ。さぁ、試験を始めるぞ」
ジークがそう言い全員が儀式の間に入った。
マリカはサレンに言われた通り槍を持ち、ジークはさっきマリカが扉に差した大和と撫子を持っている。
「ルールの確認をします。マリカはジークの攻撃を避けると言いましたが、どちらかが気絶または、闘う意思がなくなった場合は、制限時間の1時間を待たずに終了となります。」
シェリスが簡単に説明をした
「両者異存は?」
「ねぇ」と、ジーク
「ひとつ質問が」
「なんですかマリカ」
「攻撃を当たっても1時間立っていれば合格ですか?」
「そうね、当たっても気絶しなければ」
とシェリスはマリカの質問に意味深に答えた
「では、両者位置に」
二人が構える
「始め!」
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