はじまりはじまり

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  しかし、ツンデレラは自分がツンデレだとは思っておらず、というより、全力で否定していました。 「べ、別にツンツンなんてしてないし、デレた覚えもないわよ!!」 と、この台詞が既にツンデレということにも気づきません。 この無意識の辺りがまた素晴らしくツンデレなのでした。 さて、そんなある日のこと。 ツンデレラの住む町の近くのお城で舞踏会が開かれることになりました。  
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