1人が本棚に入れています
本棚に追加
/4ページ
そしてホームルームが始まり、担任の先生の紹介、そして自己紹介の時間がやってきた、１番嫌いな時間だ……しかも１番最初は俺だ。
「………朝日奈 恭弥です、よろしく…」
そっけなく終わる挨拶、これならいつものよう終わるはず…だが気掛かりが一つだけ、あいつだ。
「もっと何か喋れよ！恭弥！」
亮がにこやかに笑い話し掛けて来る、やはり来た……
「別に話す事……無いから……」
そう言って話しを止めただが
「つれないぞ恭弥、まっいいか、後でじっくり聞くから覚悟しとけよ～」
そう言うと亮は黙った
この後…俺はどうなるんだ不安に包まれた
そのあと亮は話してくる様子がなく時間だけが過ぎていった………
そして放課後になり、そそくさと帰ろうとした時だった、亮が目の前に立ち塞がった
「おい！恭弥、帰るなよ」笑顔を見せている、俺は反対側の出口から出ようと後ろに振り返った瞬間
最初のコメントを投稿しよう！