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偶然・・
次の日、俺は つかさ を迎えに行った、
つかさの家に着いた俺はドアをノックした・・
「今行くねぇ」っと つかさ の声がし、
2分ほどで、つかさ が家から出てきた・・
少し不安そうな顔を浮かべながら・・
「どぅした?」
っと、つかさ にに聞いたが・・
「何でもないよっ」といつもの笑顔で つかさ は言った・・
家から学校までは片道20分ほどの道のりだった・・
10分ほど歩いただろうか・・
少し大きい交差点手前で・・
「ねぇ!この道、昔通ってたよね!確か学校近くまで繋がってたから近道にになるよ!」
そこは交差点から10mほど手前にある、民家と民家の間の道だった・・
つかさは、俺の手を掴み、昔通った狭い道を通って学校に向かった・・
2分ほど経っただろうか・・
遠くで「キイィー!」っと、車のスリップ音がした・・
でも俺は久しぶりに繋いだ幼なじみの手を意識して、
そのブレーキ音がした事はまったく気にしていなかった・・
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