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緋炎御一行は賑やか(?)に話しながら、宿に着き、荷物を置きて食堂に来ていた。
緋炎「よし、食うか。」
帝「やっとかや~。わっちゃ腹が減りんした。早く食べよう!」
刹那「ああ、そうだな。」緋炎「それじゃ手を合わせて・・」
緋・帝・刹「「「いただきま~す。」」」
緋炎達が食事をしていると、亭主が緋炎に話しかけた。
亭主「よう、兄ちゃん!見かけねぇ面だな。旅人か?しかも別嬪さん2人も連れて羨ましいね~このこの~。」
緋炎「そんなんじゃねぇよ。ただの旅の連れだ。」
亭主「またまた~。こんな別嬪さんと何もねぇわけねぇだろ。で?どっちが兄ちゃんのこれだ?」
亭主は小指を立てた。
帝「もちろんわっちでありんす。」
刹那「何を言うか。この私だ。」
亭主「お~お~。愛されてるね~。全く羨ましい限りだ。」
緋炎「(このクソ親父。また修羅場と言う名のカオスを作るきか。(ドス黒オーラ全面解放))おいてめぇら、飯ぐれぇ静かに食いやがれ。(怒)」
緋炎がキレて周りの温度が2、3度下がった。
帝・刹「「わっ、わかった。(怯)」」
緋炎「わかりゃあいいんだ、わかりゃあ。・・・そういや、刹那。お前と契約したが、俺はどんな力が使えるようになったんだ?帝の時みたいにどこかに違和感がしたわけでもねぇし。」
刹那「そういえば言ってなかったな。私の力は風を操ることができるようになる。風は扱いが難しいから明日の朝、私と"2人で"修行しよう。」
帝「ちょっと待ちんす。主、わっちも主に新しい力を主に教えたい。わっちと"2人で"修行しよう。」
緋炎「(何故2人とも2人でを強調するんだ?)←(鈍感)一緒に修行すりゃ良いじゃねぇか。それと刹那。風を操るって基本的にどうなるんだ?俺の技の真空破みたいなもんか?」
刹那「それもあるが、風を使って攻撃を防いだり、浮いたりもできる。緋炎殿。貴方が使う真空破はその刀がないと使えないだろう?だが私の力を使うと手刀で真空破を起こすこともできるようになる。」
緋炎「スゲ~な。攻守ともにできるわけか。帝の新しい力と言うのは?」
帝「以前主がわっちと戦った時にわっちが使った技を覚えているかや?」
緋炎「ああ、確か黒炎弾だったよな?」
帝「そうじゃ。その黒炎を主の刀に灯すようにする力じゃ。さらにはその黒炎を真空破に混ぜることで飛ばすこともできる。」
緋炎「ほんと、何でも有りだな妖の力は。よし、明日から修行だ!」
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