第2章:風と修行と再会と

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緋炎「ところで、何でおまえらがこんな所にいるんだ?それに蔵馬、飛影(ひえい)どうした?」 蔵馬「俺は飛影を探しているんだ。この前飛影が『修行に行ってくる』って言ってふらっと出て行ったきり帰ってこないから心配になってね。」 緋炎「アイツが本格的に修行か。大方、幽助(ゆうすけ)に負けたんだろ?ほっといても大丈夫だと思うけどな。」 蔵馬「俺もそう思ったんだが、陣が幽助に会いたがっているんだが俺は居場所を知らないんだ。それで飛影だったら知ってると思ってね。」 帝「だから蔵馬と陣が一緒にいるってことかや。陣は何故幽助に会いたいんじゃ?」 陣「おらは幽助と勝負がしたくて探してただ!それで蔵馬なら知ってると思って聞いてみただが、知らないみたいで飛影を探すのを手伝ってもらってるだ!!」 すると刹那が聞いてきた。 刹那「なあ、その飛影と幽助って人はどんな人なんだ?」 緋炎「ああ、飛影はこいつらと同じ魔界から来た妖怪だ。邪王炎殺剣の使い手で、剣の腕は1秒間で16回斬るっていう凄腕なんだ。幽助は先祖が魔族の人間で1回死んだんだが、地獄の閻魔大王の息子のコエンマに霊界探偵として甦らせてもらった野郎だ。」 刹那「いっ、1秒間に16回!?凄い。緋炎殿の居合いは1秒間に何回斬れるんだ?」 緋炎「さあ?何回だったけな~。」 帝「1秒間に25回じゃ。全く主は忘れっぽいの~。」 緋炎「つかこんな細かいこと覚えてんのお前ぐれぇだよ。」 刹那「にっ、25回・・・・。流石は緋炎殿だな。」 陣「ホントだ!スゲェだ!!」 刹那と陣は感心していた。 緋炎「で、話戻すけどおまえらが俺の相手してくれんだな?」 蔵馬「ああ。久しぶりに君と手合わせしてみたくてね。いいかい?帝、刹那?」 帝「わっちは別に構わんぞ。」 刹那「私も構わない。緋炎殿の力が見れればそれでいい。」 陣「久しぶりに緋炎と闘うのか!おらワクワクしてきただ!!」 刹那「ところで2人はどんな力を持っているんだ?」 緋炎「蔵馬は魔界の植物を使ったり薔薇を使う植物使いだ。陣は風使い。2人とも戦闘には慣れてる。」 刹那「なるほど。それなら戦闘慣れしていない私達よりいいな。」 帝「確かに蔵馬と陣は強いからの~。」 蔵馬「それじゃ、決まりだね。」 緋炎「ああ。俺も久しぶりにおまえらとやり合ってみたいし。本気でいくぜ?」 蔵・陣「「望むところだ!!」」
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