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イジメは三年生になってもなくならない…
ひたすら我慢の毎日を過ごしていた
所がある日を境に俺は変貌をとげた…
その日もイジメ子軍団に連れられ下校中の時である
いつもはイジメっ子達のカバンを持ったり
するだけの下校だったが
イジメっ子の一人が
『あそこの神社にしようぜぇ~』
その言葉に皆納得し俺は
神社に連れていかれた
その神社は道路からも見えにくく周りには家もない所だった
すぐに理解できた
何かされる……
恐怖が襲い掛かる…
イジメっ子の一人が俺にこう言ってきた
『今からお前は悪役で俺達がヒーロー役でお前を倒す』
『わかったな!』
よく男の子がやるヒーローごっこと思いきや
ごっこではなかった…
本気で殴られ五人からほぼリンチ状態
俺は大声を上げながら泣いた
誰かに気付いてもらい助けて貰いたいために
しかし誰も来ない…
イジメっ子のボスが
『そろそろ必殺技ださなんな』
といいながら
そのへんの棒を拾い上げ
こっちに歩いてきた…
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