No.4 Gルーム。

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なんてベタなの…。 なんて鈍いウチ…。 そう、恋のライバルが現れました。 『浦神ー!』 浦神「んー」 中2いぃぃいいっ!! ウチより身長低くて可愛くて小柄で正に現役中学生。 花の中学二年生。 ウチなんか並んだらオバサンと若い子って感じで…。 趣味も浦神と結構合うし、浦神との付き合いも其の子の方が長いし、付き合ってんじゃね!?ってな感じ。 (付き合って無いんだけどさー) だからウチは邪魔しないように電磁辞書で漢字の問題を解いてた。 何て読むかを当てるやつ。 ほら、自分優先して邪魔して浦神に悪い印象与えたくないし、かといって邪魔とかしたい人じゃないよウチ!寧ろ『お互い頑張ろうね』誠心だよウチ! まあそんなゲームで遊んでたらな ん と ! 浦神「甲斐何してんのー?」 ありがとう!神様! まあね、このゲームをやり始めたのも浦神なんだけどね、浦神がパソコンいじってたからウチが続きやってるんだよ。 そこに中2と話していた筈の浦神がウチに話しかけてくれましたっ! ウチ今なら死ねる← てか近い!顔近い! あれ、こんなにバカみたいな話だっけウチの過去…暗い筈なんだけど思い返すと【爆笑】という【爆笑】しかないよおい。亜衣との【コント紛いな口喧嘩】しかないよおい。ツッコミの麗が横にいる【笑い】しかないよおい。 ハンパなかったです。直ぐ横に浦神の顔。サラサラな髪はくるっとした天パ、なんだか落ち着く良い匂い、耳や首にかかる浦神の吐息、ウチ息できませんでした。 変態じゃないよ!変態という名の紳士だよ! 杉本や亜衣、麗が居る日は麗も加わって五人で漢字と睨めっこしたり、ウチと浦神だけで漢字と睨めっこしたり、楽しい日々。 中2の子の瞳は、凄く怖かった。 何だか罪悪感に襲われた。  
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