No.6 バンド。

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『じゃあ役割を決めましょう!』 妙に張り切る【KY】に、ウチらはテンションが落ち気味だった。 千夏「はいはいはい!ボーカルやりたいボーカルやりたい!!」 亜衣「いや千夏ちゃんは先ず歌を覚えましょう」 千夏「大丈夫、Gルーム戻れば曲あるし!」 『そうなの?じゃあ先生其の曲知らないから今から聞きに行こうか』 全『『マジっ!?』』 授業が早く終わる。まあ殆どカルマは判るから本当は聞かなくても大丈夫だった。 でもやはり遊びたい気持ちには負ける訳で…。 ウチと浦神はGルームのパソコン目掛けて大急ぎで戻った。 因みに、音楽室(B)はGルームのある本館では無く南館にあるため結構距離があり、勿論三年の廊下を通る(教室の真ん前では無いが)。 だから走ったり騒いだりしたら普通に響くのだ。 そんな事はお構い無しにウチらはGルームに戻った。 【KY先生】が到着し、カルマを流して先生に覚えてもらう。 其処から軽くトークが入った(一応まだ授業中ですから)。 亜衣「あたし絶対ギターだから!譲れないから!」 千夏「大丈夫だよ、誰も取らないから」 浦神「大体ギター出来るの君だけだから」 亜衣「だよねー(笑)」 『兎に角此れで決定ね?じゃあ少し早いけど今日の授業はお終い!』 千&亜『やったーーー!!』 ウチらは其の後カルマを流したままバンドの話やその他軽いトークをしていた。 カラオケに行く約束等の話も出たりして、結構真面目にしていた。 かも。 なのに、、、。 バンドに関わりないモノが出てくるなんて…。 まあ此れはまた後日。 next デパート。  
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