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亜依「えー、マジ何此れ」
千夏「何此れじゃねえし!」
もう直ぐ実力テストを控えてる受験生のウチら。
なのに休みと言う休みはとことんと言って良い程遊んでる。
日曜の午前、亜依の家に集合したのはウチ、浦神、杉本の三人。
元々遊ぶ約束をしていたから驚く事でも無いのだが、亜依は面倒臭そうに言葉を発した。
出てきた亜依はまだパジャマ姿。
千夏「早く準備しなよー」
亜依「えー、もうダルいからさあ、行くのやめない?」
千夏「亜依、怒るよ?」
亜依「嘘、嘘っ!今着替えてくるねー」
皆眠いのは同じなんだから!
まあ亜依の我が儘なんて可愛いから許せるけど。
亜依の身支度を終えて、いざチャリ二ケツでデパートに向かう。
ウチは浦神の後ろが良かったけど、恥ずかしいから杉本の後ろに乗った。
だって体重知られちゃう!
亜依はいいなあ、とか考えてたらあっと云う間につく。
早えよ(どんだけ速くこいだんだよ)
亜依「ごめ、きたは良いけど何すんの?」
杉本「金無いしなあ」
浦神「腹減ったー」
千夏「皆やる気無いな…いいじゃん見て回ろうよ!」
デパートにきたはきたで特にやりたい事など決まってない。
まあそれはいつもの事で。
取り敢えず広いデパートを全部見て回る事にした。
広すぎるからウチも全部把握してないけど、亜依が行きたい店を中心に通りかかる服や靴を見ていった。
うん、盛り上がるのはウチら女子だけ☆(別に男子を忘れてた訳じゃないから!)
途中楽器屋さんを見つけて皆で楽譜やら楽器やら見て楽しんだ。
楽器やりたいなあ。
その後の移動の時だった。
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