No.7 デパート。

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亜依「えー、マジ何此れ」 千夏「何此れじゃねえし!」 もう直ぐ実力テストを控えてる受験生のウチら。 なのに休みと言う休みはとことんと言って良い程遊んでる。 日曜の午前、亜依の家に集合したのはウチ、浦神、杉本の三人。 元々遊ぶ約束をしていたから驚く事でも無いのだが、亜依は面倒臭そうに言葉を発した。 出てきた亜依はまだパジャマ姿。 千夏「早く準備しなよー」 亜依「えー、もうダルいからさあ、行くのやめない?」 千夏「亜依、怒るよ?」 亜依「嘘、嘘っ!今着替えてくるねー」 皆眠いのは同じなんだから! まあ亜依の我が儘なんて可愛いから許せるけど。 亜依の身支度を終えて、いざチャリ二ケツでデパートに向かう。 ウチは浦神の後ろが良かったけど、恥ずかしいから杉本の後ろに乗った。 だって体重知られちゃう! 亜依はいいなあ、とか考えてたらあっと云う間につく。 早えよ(どんだけ速くこいだんだよ) 亜依「ごめ、きたは良いけど何すんの?」 杉本「金無いしなあ」 浦神「腹減ったー」 千夏「皆やる気無いな…いいじゃん見て回ろうよ!」 デパートにきたはきたで特にやりたい事など決まってない。 まあそれはいつもの事で。 取り敢えず広いデパートを全部見て回る事にした。 広すぎるからウチも全部把握してないけど、亜依が行きたい店を中心に通りかかる服や靴を見ていった。 うん、盛り上がるのはウチら女子だけ☆(別に男子を忘れてた訳じゃないから!) 途中楽器屋さんを見つけて皆で楽譜やら楽器やら見て楽しんだ。 楽器やりたいなあ。 その後の移動の時だった。  
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