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1、バラ色??・・・高校生
とある朝、枕元の目覚まし時計が刻々と秒針を刻んでいた。
am5:00 目覚ましが鳴る直前に布団の中から手を伸ばし、コンマ一秒のところでそれを押した。
「なっちゃん、そろそろ起きる時間だよ」
一階から聞こえてくる母の声に返答しながらも、布団の中で体をもそもそさせる。
am6:00 第二の奇襲。携帯のアラームが最高音量で部屋に響き渡る。
そうなると流石に、寝ていられず目を覚ます。
私は、いつものようにクローゼットから中学の制服を取り出した。
「・・・ははは、こっちじゃなかった」
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