77人が本棚に入れています
本棚に追加
/60ページ
ユキ「Tってグループ知ってる?…え?韓国人なの?…うん…へぇ、けっこう有名なんだぁ~。え?あ、うん。次のバイトそのグループのイベントの裏方なんだ~」
友人に電話をしながら現場へ歩くユキ
そう…これが、ユキが『T』を知る切っ掛け。
そして、ユウと出会う切っ掛けって訳
とはいえ、裏方がどうやって主役のタレントと出会う事が出来たのか…
それは、ユキというあまりにも天然ちゃんが起こしてしまう、行動にある
メグミ「何それ~(笑)」
ユキ「やっぱし、笑われますよねぇ(汗)」
メグミ「だって、トイレって、しかも男子(笑)」
ユキ「いいんです‼それでユウと会えたんですから‼‼」
メグミ「ま、それもそだけど、それってさ私以外知ってる人居る?」
ユキ「いいえ、メグミさんに話すのが初めてですよ」
メグミ「あぁ…じゃ、ユキちゃん。ユキちゃんの名誉の為にも、後は誰にも話しちゃ駄目だよ?」
ユキ「?」
『?』って…わかってませんね…
バイト前日、アイスクリームを食べ過ぎたユキのお腹は絶不調。
何度も隙をみつけては、トイレへ走った。
あう゛~ん…1㍑なんて食べなきゃ良かった~(泣)
はい、自業自得
というより、大食いタレントですか、あなたは
ぐるぐる~…
仕事もおろそかにした状態で駆け込んだトイレにユウ…が居た
緊急事態なユキは男子トイレに駆け込んだ事に全く気付いてない
驚くユウの後ろを孟ダッシュで走り抜けたユキ
ユウはあまりにも呆気に取られて、しばらく個室のドアを見ていたが、相手が女の子だと気付いてそそくさ出て行ったのだが…なんだか気になって外で待ってみる事にした。
.
最初のコメントを投稿しよう!