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メグミがユキとユウの胸焼けのする出逢い話を聞く数分前に、ユキは嵐のようにメグミの部屋に現れていた。
ユキ「メグミさ~ん‼」
メグミ「うわぁ💦💦」
ドアが開いた途端、ユキはメグミに抱きついた。コミュニケーションはかなり積極的なユキ。
男女構わずだったりするので、ユウはたまに心配になるようだが…
メグミ「ユキちゃん、すぐくれば良かったのに。私はよっぽどじゃなきゃ家に居るんだし」
ユキ「ユウが、仕事の邪魔しちゃ駄目だよって言うんで」
メグミ「〆切近くじゃなかったらOKだから」
頭をブンブン降って、捨てられた子猫のような瞳でユキはメグミを見る。
ユウ、これに落ちたわけね…(笑)
綺麗に整えてある室内。
ユキはダブダブのパーカーに携帯を押し込もうとして…落下。
ユキ「きゃー‼ユウー‼」
メグミ「ユ、ユウ?」
ユキ「あ゛💦すいません。携帯の名前です」
だって、ユウが選んでくれた大事な携帯❤
ユウと色違いの携帯❤
メグミ「名前ねぇ…ユキちゃん?あんまり人前で言わないようにね?私は全然気にしないけど、他の人からしたら…キモイから」
ユキ「え⁉キモイ…ですか⁉」
メグミ「他の人にはって言ったでしょ?私の前ではそれがユウだってわかったから、いいよ」
ユキ「メグミさん、優しい❤❤❤」
メグミの部屋はリビングは赤と黒のインテリアで統一されていた。
ユキとユウの部屋は、カーテンは黒だが、ユキの趣味が反映されてPinkがメインだ。
後はぬいぐるみの山。
これもユキの趣味。
半分はユウからのプレゼントでもある。
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