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続々と人が増えてきた。
すると、周りの空気が一瞬にしてピリッとした!
『おはようございます!』
『おはようございます!』
(お、何だ?)
控え室に一際目立つドレスにスラっと背の高い女性。
キリッとした顔に優しい瞳。
この店のNo,1の由利亜だ。
(あれがNo,1か…さすがに綺麗だな…)
静まった空気の中、由利亜が口を開く。
由利亜『おは…ヨーグルト…』
(………は?何つった?)
『あると思います!さすが由利亜さん!』
ボーイの1人が褒め称える。
由利亜『あら、ほんまに?自信なかってんけど…ありがとう♪』
由利亜は上機嫌のようだ。
(いやいやいやいや!ちょっと待て!何今の!?こんなの聞いてないよ!?)
戸惑う哲哉。
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