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「こら、どこ行くんだよ。部屋なんかに行ったら襲われるぞ?」
マティアスが二人を引き止めた。
「あんたじゃないんだから襲わないって。」
ウェスティに言われ、苦笑する。
「マティアス……襲ったの……?」
「違ーーう!ヤバかったけどな……。いや、二人になるとヤバいぞ。愛したい衝動が込み上げて来るんだよ。」
「うわ~、やっぱりお父さんの子ね……。エロ破壊神だってママが言ってたし。遺伝子って怖~い。」
「お前も同じ遺伝子持ってんじゃねぇか!人のこと言えねぇだろーが!」
「あっ!お前シヴァ神の息子か!どうりで見覚えのある顔だと思った!」
「マティアスはお父さんとママの息子なのよ。私とは双子みたいなものね。」
時間的に言えば姉になるけどね~と、ディノルドに説明しながら笑っていた。
「大差ねぇだろーが。で、どこ行くつもりだったんだ?」
「トレーニングルームよ。手合わせしてもらおうと思って。」
「あっ、俺もやりてぇ!ウェスティ、お前格闘すんのか?」
「少しな。相手になろうか?」
「おう!あっ、父さん回復して!手合わせするから!」
「はいはい。でも程々にね。」
ピカッと創造の光を浴びせて回復させる。
シャスタの神器にはシヴァのピナーカと同じ能力があるのだ。
「アレックス!お前も行くか!?タナトスは!?」
ファネットと相談したアレックスが参加する。
タナトスも参加して、インドラの子供達も参加したいと申し出た。
ジェイフレドもガルダとやりたいと言い、二次会みたいだとシンとマリアが見学を決めた。
全員が行く事になり、ぞろぞろとトレーニングルームへと移動する。
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