―序章― エクソディアの大地

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雑貨店の扉を開けるとおじさんが、いらっしゃいと私に向けていってくれた。 「やぁ、梓ちゃん!久しぶりだね。最近、卓也が梓ちゃんが学校を休んでいると聞いて心配してたんだ。」 私は、大丈夫だよと言って手を振った。 ちなみに卓也というのは……。 「学校休んで、何店に来てんだよ」 店の奥から出てくる男。 この男が古川 卓也。 面倒くさがり屋で、頭が悪い。 「あんたに言われたくない。」 卓也は、確かになと笑う。
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