ハラハラドキドキ?新しい学園生活の始まり!

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「おーい。お前ら、二人の世界に入るなよー」 遥菜の呼び掛けに肩が跳ねて、思わず唯の手を払ってしまった。 あ、やべっ。つい……。 ほら見ろ。唯が悲しそうな顔をしている。 「ご、ごめんね天……迷惑だったかな?」 「い、いやっ、唯は悪くない!今のはびっくりしただけ。びっくりしてついやっちまったんだ!遥菜があんなこと言うから!」 「おい、人のせいにする奴は嫌われるぞ」 「あっ、ごめっ……!」 いかん、テンパってる。やっぱ変だな私。こういうの何回目だ? 唯がすっげぇキラキラしてて、つーか可愛くて、頭がぼーっとして……。 こ、これはまずいんじゃないか?色々といけないのでは? 昨日大胆発言をされただけあって、変に意識してる。 ダメだ、顔が熱い。絶対赤い。 気を紛らわそうと弁当にがっついた。 しかしダメだった。 気管にご飯が入っていって、むせてしまった。 「だ、大丈夫!?もう、そんなに慌てて食べるから……」 私の背中をとんとんと叩いてる唯。 や、やめて。また更にむせる! 背中叩かれたら余計にだし、何より唯が……。 だあぁぁぁあ!!何を意識しているんだ私!! しっかりしろ!!色んな意味で!!
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