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?『何してるのかなぁ…?』
怖い。怖い怖い怖い、笑顔が怖い。
恐ろしい。
夢なのに怖い。
胸がまな板のような、つるぺったんと称されるような少女に殺意に満ちた笑顔で睨まれる
しかも頭に変な帽子をかぶっているのでちょっとシュール
【蛇に睨まれたカエル】
いやいや違う
【蛙に睨まれた変人】
だって満面の笑みで、蛙を踏み潰そうとしている少年だもん。変人以外たとえようが無い。
「いやぁ~ 蛙を踏みかけてですねぇ、危なかったよ。 あれ?聞いてる? 人の話聞いてる? いやいや いや違うって いやぁぁァァ!」
悲鳴しか聞こえない、てか発っせない。
だって俺をさんざん詰ませてきた、あの鉄の輪がリアルに、現実、に目の前にあるんだから。
しかも凄く笑顔の少女
とりあえず悲鳴を上げまくっている少年。
近くに居た鳥もびっくりしてバッサバッサ飛んでいってる。
シュンッ!!
あぁ~あ・・・
『ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~!!』
なおも叫び続ける変人。ってか俺。
『・・・あれ・・・?』
鉄の輪は、空を切っただけだった。
「あの・・・諏訪子様・・・・?」
諏「やっぱりね…私の名前を知ってるって事は 外来人か。しかも蛙を殺そうとしてたし。。。クズが」
はじめて蛙に睨まれた。笑顔も怖いけど、睨まれても怖い。
諏「とりあえず、本殿にでも運びましょうか。」
『いやぁっ 怖いぃぃ! 怖いぃぃ!!』
ガキみたいに泣き叫ぶ俺。
諏「・・・」
ガンッ…
少年気絶中...
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