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米軍上陸
米軍がまさに上陸をしようと言うところまで来ていた。
諸星『横尾中佐…、米軍が上陸をしています。』
諸星から無線が入った…。
その時…
無線『摺鉢山地区隊攻撃開始!!!』
横尾『はっ!!!攻撃開始!!!』
その合図とともに日本軍の抵抗が始まった!!!
摺鉢山にはロケット砲などがあり、米軍が砂に躊躇しているところを狙い打ちした。
ドンドン!!!
ダダダダ!!!
私は戦局がどうなっているか海岸が見えるところに直接行き確かめた。
横溝中尉『まずまずと言ったところです!!!』
横尾『よし、栗林中将は凄いこれこそ完璧な戦いだっ!!』
と…その時!!
ドーン!!!!もの凄い爆弾が隣の穴から聞こえた!!
横溝中尉『横尾中佐下がっていてください。』
横尾『ここは任せたぞ!!諸星!!諸星はいるか?』
諸星少尉『はぁはぁ、』
横尾『諸星、大丈夫か?』
諸星少尉『はい…なんとか…』
横尾『さっきの爆撃の音はなんだ!?』
諸星少尉『艦砲射撃があたり…そこにいた20名が犠牲になり、運良く私は後ろにいたので軽い傷ですみました。』
横尾『くそっ!!諸星お前は伝令に回れ!!!行けるか?』
諸星少尉『はっ!脚の方はなんとか大丈夫なので!!どこへ伝令へ?』
横尾『松下少佐のところに行きこの上の私がいるところまでこいと、』
諸星少尉『はっ!!!行って参ります!』
私は兵団指令部と連絡のとれる部屋へ向かって行った!!
横尾『栗林閣下!!こちらは防戦一方です!!!どうしたら?』
栗林中将『横尾、持ちこたえてくれ!!また何かあり次第報告を。』
横尾『はっ、はい…!!』
横尾『くそう…どうしたら。』
仲嶺大尉『伝令!!!古山少佐以下150名が戦死米軍は摺鉢山のふもとまで来てると思われます!』
諸星少尉『横尾中佐…!!松下少佐は戦死残りの守備隊もみな戦死したそうです。』
横尾『くそう…!!ここまでか…。仲嶺大尉、君は横溝中尉のところへ行き一時退却の命令を。ここに来るように行ってくれ。途中まだ生きてる兵隊を見つけても同じ事を言ってくれ。伝令を待ってるぞ!!!』
仲嶺大尉『はっ!!!』
実はこの時摺鉢山地区隊には山を守る兵士2500人中100人しかいなかったのだ。
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