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1944年7月出発。
1944年7月…。私は自分の故郷の駅を出ようとしていた…。
周りには自分の友人や顔見知りの人がいる…。
これから過酷な戦争になることも知らずに、周りの人からお国のために頑張ってこい。や涙を流している人もいる。
私は横尾。階級は陸軍少佐…大本営に硫黄島行きを命じられた…。
1ヶ月前…硫黄島行きを言われ、ついに出発の時が来た。
私には30人の部下がいる。そしてその30人の部下には東京のある船のところで落ち合う事になっており…これからそこへ向かおうとしていたところである。
横尾少佐『硫黄島とは…あの。部下には言えぬな…』
……電車に乗り2時間…目的地へと着いた…。
そこには船が一台用意されており、どうやらこれに乗って硫黄島に行くのだろう。部下も次々と集まって来た。
少佐!!!
横尾少佐『おぉ。久しぶりだな。諸星、元気にしていたか?』
彼の名は諸星少尉。
部下とはコミュニケーションをかなりとっているがこの諸星は私が一番かわいがっている部下でもある。
諸星少尉『この船ですね。どこに行くのかはもうお分かりなんですか?』
横尾少佐『あぁ。とりあえずもう集合時間だから行こう』
諸星少尉『はい。』
いよいよ、硫黄島へと出発する日がやってきた…。
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