僕の過去

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ヒナ「ユニも手伝ってよ~ッ! ちょっと荷物が多くて」 ヒナさんが言うと僕も同意で頷いた ユニ「荷物って…今日ここに新しく来る子のでしょ? 今日の1時だよね?」 ユニさんはそう言い ヒナさんの持っている荷物を軽々と持った そう今日は新しくこの施設に来る子がいた 彼女は目が見えないらしい ヒナ「後はシュウにでも運ばせましょうか」 シュウ「既に運んであるぞ?」 僕はびっくりし後ろを振り向く… そこにいるのはどっからわいて出てきたのかわからない シュウさんがいた ホントに人間なのかと疑うこともある シュウ「後ちょいで来るから子ども達を呼んできてくれないか?」 僕は時計を見る 時刻は12時40分 もう少しで来るらしい 話を聞く限りではとてもおとなしい子らしい ちなみに実際に会っているのはシュウさんだけらしい 皆も新しい家族が増えるのが楽しみのようだった 僕も楽しみにしていた シュウ「咲夜~?何ニヤケてやがんだ?」 そう言いシュウさんは僕の方をいやらしい者を見るようにニヤニヤとしていた 僕は慌てて自分の口をおさえている 顔が熱くなるのがわかる 僕はこの場を逃げ出そうと持っている荷物を運ぼうと思うと……既に荷物はなかった 僕は後ろを振り向くとユニさんが2人分の荷物を軽々と持って行くのが見えた ちなみに悪魔的な笑みをしているのも見逃さなかった ヒナ「ほらッ!からかうのはそこまでにして 歓迎会の準備するわよ」 そう言ってヒナさんはシュウを下の広場まで引きずっていた
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