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いつものように愛を囁いて
いつものように笑う君を見て
僕は永遠の愛を信じてたんだ。
数十年がたてば君は、
しわくちゃなお婆さんになるんだね。
僕はずっと、この姿のままなんだね。
だって僕は、この世界の一つ。
この世界の一部なんだから。
だから今、改めて君に誓うよ。
「君が歳を取って」
「お婆さんになっても」
「君だけを愛していくよ」
「君は僕だけのヒロインなんだ」
「たった一人のヒロインなんだ」
「ならば二人は結ばれなくちゃ」
そして君は笑いながら
僕に笑顔をくれるんだろう?
だって君は僕だけのヒロインなんだから。
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