東〇動物公園珍道中

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小鳥さんはちゃまの声にびっくりしたのか、すぐに飛び立っていきました 「ひっ……ひっ………」 お~ヨシヨシ、もう大丈夫だよ と軽く頭を撫でてやります よほど怖かったのか私の方をチラッと見る目は涙目 「もういないから大丈夫だよ?」 そんなウルウルな目で見ないで……男心…目覚めちゃうよ? と鼻息を荒くするケモノが一匹、暴走しかける下心をクールに装いそっと話し掛けます 「ちゃ…」「もっかいやっていい?」 ……………へ?…今なんと? 「もっかいやるね?」 うん、聞き間違いではないみたいです 「……いいけど…大丈夫なの?」 アヒルさんの猛攻に耐えきれなかったのに…なぜ?
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