東〇動物公園珍道中

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ゴーカートはゴールにたどり着き私たちはゆっくりと降ります 走って逃げ出したいのですが、ちゃまが私の手をしっかりと握っていらっしゃいます 「フフフ……楽しいねぇ…ねぇ山猫?」 「は、はい!ごもっともです!」 「少しヒトケのない場所にいこうかぁ~?」 「い、いや…自分は出来れば賑やかなとこに行きたい限りです!」 「フフフ……そんな事言わずにさぁ……ほら…こっちにおいでよ………」 その手はとても150㎝代のミニマムな体とは思えない力で私を引っ張って行く アワワワワワ…… 「フフフフ………」 ………… ………… しばらくお待ちください 「さ、次はどこ行こうか!?」 「ど、どこでもかまいませんちゃま様……」 内股でヒョコヒョコ歩く私がそこにいました ……どうやら今回もなんとか男として存在出来てるみたいです…
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