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よだれをジュルリと垂らしながら浸っていると隣からブツブツと何か呪文のようなものが聞こえます
「?」
よく聞き取れないのでさらに耳を澄ませてみると
「……トロ……ハマチ……エビ……イクラ……イカ……タコ…エビ……タマゴ…エビ…エビ…エビ…」
「………」
どうやらちゃまは海老が大好きみたいです
しっかり安全バーを握り目をつぶって呪文を唱えているちゃまがそこにいました
……今のちゃまならメ〇とか唱えられるんじゃないかと思います
ってかそもそもまだ寿司をご馳走するなんて言ってません、さらに回らない寿司なんて奢りません…いや奢れません。せめてクルクル回ってるとこにしてください
「…ダイジョウブ…エビがあるからダイジョウブ……エビがあるから……エビが助けてくれるからダイジョウブ……」
…もう意味わかりませんねコレ
「ワサビをたっぷりつけて……エビを……ジュルリ……ハァン……」
………おい!まだ下りないのかこのカワセミさんはっ!早く…早く逝ってくれぃっ!
『ガタンッ』
!!
きたっ!
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