ラブホ

10/15
前へ
/596ページ
次へ
何かに怯えているかのように俯きながら歩くちゃま 「………」 かける言葉も見つからないままドアにたどり着く 「……開けるよ?」 「………」 俯いたままのちゃまを尻目に私はドアを開ける… 『ギィィ……』 古い……まるで洋館の扉のような音を立ててドアが開く 暗い…… 当然ながら手動でスイッチを入れなけれは電気はつかない 「スイッチはっと……あ、あった」 ドアから室内に続く廊下の壁にそれはあった
/596ページ

最初のコメントを投稿しよう!

696人が本棚に入れています
本棚に追加