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「……あたスは化け物だったのでスか……」
新たに発覚した事実に軽いスピリチュアルショックを感じつつちゃまの後に着いていく
………が！いくらお化け屋敷が苦手であっても、ジェントルマンたるものこんな時にレディースを先に逝かせて……行かせてなるものか！
つまり……ただのやせ我慢の見栄っ張りって事です
いざ！
従業員さんに見送られ黒いカーテンをくぐります……
「…………」
逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ…………ﾏｼﾞｶｴﾘﾀｲ
手と脇ににべっとり汗をかき足を進める……だから臭くはない！……おそらく
想像より幅の広い通路の真ん中を堂々と通りゆっくりと進んでいきます
こんな時に頭をよぎるのは一休さんのトンチのお話（『橋を渡るな』と『端を渡るな』をかけた有名な話）
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