愛しさの証明

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何か、当たっている。 私の下腹部らへんに。 固くて、服越しにでも分かる暖かいものが。 「と…斗真っ?」 「悪い…我慢してたんだけど…」 ちょっと体を離すと斗真が苦笑した。 「我慢?別に我慢なんてしなくても良いのに…。」 「…ずっとお前に忙しい思いをさせてるからな。家ではゆっくり寝て安らいで欲しかったんだ。」 え…。 じゃあ、Hの回数が減ったのは…斗真が気を使って我慢してたから? 「本当は毎日でも抱きたかった。隣で寝るとどうしても触れたくなる。触れたら…止まらなくなる。だから余計仕事に打ち込んだんだ。」 「斗真…。」 嬉しかった。 斗真の本心がこんなにもたくさん聞けるなんて。 今まで不安に思っていた気持ちが消えてゆく。 そうしたら私に反応した斗真自身がとても愛しくてたまらなくなった。 「…」 考えるより先に、斗真の前に立ち膝をする。 「香奈?」 驚く斗真のズボンのチャックを開け、固くそそり立つ高ぶりを取り出した。 「香奈っ何を…っ!!」 ゆっくりと舌を這わせる。 下から上へ、尖らせた舌を伸ばして。 斗真の体が跳ねたのが分かった。
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