少年時代

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親を事故で亡くした3年後。 預けられた施設に、そいつは来た。 見慣れぬ服装。 街を徘徊していたのだろう、服は汚れ、髪もグシャグシャになっていた。 おばちゃんが何を聞いても、何も答えない。 何処から来たのか。 親は生きているのか。 それとも……捨てられたのか。 ―――彼は、何も答えない。  
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