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あ、ちなみに八時半とはウチの夕食の時間。どうしても仕事の後になるため、食べ始めが遅いのだ。
そうしてポカンとしたままの母を置き去りに階段を上がりきり、さっさと自分の部屋に入った。
・・・・
早速俺は机には向かわず、ベットに横になり、枕元に置いてあるヘッドギアの様なものを着けた。
スイッチを入れる。耳から電子音らしい電子音で発せられる『五秒後に始めます…』という声を聞き流し、‘俺’の意識は途切れたのだった。
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