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やばい、やばい、やばい‥!!
「はるな、おせーよ。たらたらしてんな」
そんなことは十分
わかってるわいっっ!!
「もう置いてくかんな~」
バンッ!!
「はぁっ、はぁっ、ちょっと‥待ちなさいよ‥」
思いっきり家の中を猛ダッシュ
思いっきりドアを開けて
あたしは息切れしながら
ジェジュンの自転車の後ろに乗る
「寝坊だけは勘弁しろよなー。俺まで遅刻になる」
「はいはい、ごめんなさーい」
ジェジュンの話を適当に聞き流す
「‥‥お前、反省の色がねぇよ」
「えぇ~、ちゃんと謝ってんじゃん。ご・め・ん・ね・?」
あたしはわざとらしく
ウインクをしながら
ジェジュンにふざけて謝る
「‥‥うっ!」
ジェジュンは眉間に皺を寄せる
「もしかして今のきゅんきゅんきちゃった!?」
あたしは笑顔でジェジュンに聞く
だってさっきのウインク攻撃
絶対に
あたし可愛かった!←
あのジェジュンでも
さすがに
あたしにときめいただろーな~‥
「動かねぇっ!!」
‥‥‥はい?
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