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ピンポ-ン‥
「ジェ~ジュン~くーん、遊びましょ~っ」
あたしはインターホンを
鳴らしながら
でっかい声で叫ぶ。
片手には勉強道具。
服も制服から私服に着替えた。
私服って言っても
部屋着みたいなのでラフに
Tシャツと短パン。
別に相手はジェジュンだし
気合いとか入れない。
ガチャ‥
「んな、でっかい声で叫ぶなよ。近所迷惑」
ジェジュンは呆れた顔で
玄関のドアを開けながら言う。
「ちーっす。おっ邪魔しま~す」
あたしはジェジュンの横を
すり抜け
遠慮なしに上がる。
「ちょ‥お前!」
「ジェジュン家、久しぶり~っ」
あたしはリビングにある
ソファーに
ダイブしキャーキャー騒ぐ。
「お前ってやつは‥。遠慮と言う言葉を知れ」
「幼なじみなんだからいーじゃん~固いこと言わない言わない~♪」
「はぁ‥。いいから部屋行くぞ」
「了解しやした!」
あたしとジェジュンは
リビングを後にして
ジェジュンの部屋に向かう。
男の子の部屋に
2人きりだからって
別に緊張しない。
だって幼なじみで昔から
一緒だし
ジェジュンの家になんて
何回もお邪魔してる。
「で、わかんないのどこ?」
部屋に入りテーブルに教材を
広げると
ジェジュンはまた気だるそうに
聞いてきた。
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