強引な彼女

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「あ~先輩だよ」 「ふ~ん?女の?」 「まぁ‥。なんかこの間告られて断ったんだけど会ってくれってしつこくてさ」 「また告られたの!?」 「まぁな。俺、美形だしね?」 「うざっ。自分で言うなし!」 まぁ‥‥。 ジェジュンは確かに容姿的には かっこよくて美形。 だから学校でも人気で ジェジュンの周りには常に 女の子が絶えない。 「へぇ~。会ってあげればいいじゃん」 「は?なんで」 「いや、だってもうあたし大丈夫だし。勉強。それに可哀想じゃん」 「‥‥‥」 そこでジェジュンは何も言わなくなった。 顔もプイッと背く。 2人の間には沈黙が流れる。 えっ、えっ? あたし何か気に触ること 言ったかしら?← ジェジュン黙っちゃったし…。 もしや怒ってる‥? 「ねぇ」 そんな沈黙を破ったのは ジェジュンの方だった。 「なに‥?」 あたしはジェジュンの 顔を覗き込む。 ジェジュンもまたこちらに 顔を向ける。 「ご褒美ちょーだいよ」 .
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